ブープラン創業10周年記念パーティー
おかげ様で株式会社ブープランは創業10周年を迎えることができました。
2013年9月4日に代官山蔦屋書店のラウンジで、10周年記念パーティーを開催しました。ブープランがお世話になっている取引先の皆様をはじめ、ニューヨーク留学時代の友人や同年代の経営者仲間など、総勢100名の方にお集まりいただき感謝しています。
パーティーの冒頭では、ホームページの制作や運営で日頃から大変お世話になっている美容室アッシュの創業者で、アルテサロンホールディングスの吉原直樹会長に乾杯のご挨拶を頂戴しました。
吉原会長のお話によると、設立してから10年以上存続している国内の企業は、わずか6%なんだそうです。会社をそんな風に俯瞰してみたことはありませんでしたが、細々ながらも長年事業を継続できていることに、あらためて有り難みを感じました。
友人で歌手の一青窈さんと、ボイストレーナーの秋竹朋子さんが、「フミちゃんの会社が百年続きますように」と、「ハナミズキ」のライブを披露してくれました。
これは、、頑張って長生きしなければ…です!
また、仕事やプライベートで付き合いの深い女子の友人達みんなで、ブープランのロゴが入った大きなケーキをプレゼントしてくれました。
記念会にご出席いただけなかった取引先の方、友人たちからも、たくさんのお祝いを頂戴しました。本当にありがとうございました!
中締めのご挨拶は、公私共にお世話になっているフェニックスメディカルクリニックの賀来宗明院長にいただきました。
クリニックのホームページをリニューアルさせていただいてから健診のお問い合わせが増え、この1年で130人以上のがん患者を救うことができたそうです。お仕事を通じてひとりでも多くの方のお役に立ちたいという思いが、ますます強くなりました。
ご出席いただいた皆様にお持ち帰りいただいたのは、ブープランオリジナルの紅白饅頭です。
震災後、理事を務めている東北復興支援NPO「BLUE FOR TOHOKU」に何度もご協賛いただいている岩手の老舗和菓子屋「菓匠 松栄堂」さんに、「b」の焼印を入れて作っていただきました。
十年前を振り返ると、良くも悪くも私にとって人生の大きな転機でした。
息子を産んですぐにシングルマザーとして生きていく決心をした当時の私には、子育てと仕事を両立させていく上で「起業」という選択肢しかありませんでした。
気管が弱く、頻繁に高熱を出していた息子を育てながら就職できる会社が無かったため、保育所の入所申請をするために会社を創り、「就労証明書」を自分自身に発行してようやく仕事ができる環境を手に入れました。
幸い周りの方々に恵まれたため、営業活動はそれほど大変ではありませんでしたが、もともと日本での就労経験がほとんど無く、起業家精神も経営のノウハウも持ち合わせていなかった私にとって、この十年間の道のりは決して平坦なものではなく、どれほど皆さんにご心配とご迷惑をおかけしたのか計り知れません。
創業から十年も経った会社ですが、会社も私自身もまだまだ成長の過程だと思っています。
期待してくださっているお客様のためにも、ブープランを支えてくれている愛するスタッフ達のためにも、百年続く会社を目指してこれからも頑張りたいと思います。
十一年目のブープランも、どうぞよろしくお願いいたします!